クラリネット8重奏楽譜 タナトス 作編曲者/天野正道 [BRAIN-ENMS-84068]

クラリネット8重奏楽譜 タナトス 作編曲者/天野正道 [BRAIN-ENMS-84068]

販売価格: 4,400円(税別)

(税込: 4,840円)

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演奏時間 約9分30秒
グレード Gr.4+
編成  E♭.Cl./B♭.Cl.1-4/A.Cl./B.Cl/C♭.Cl.
ごく初期のギリシャ神話から登場する神。
その古さ故、容姿、人格(神格?)などはあまりはっきり描写されていない。
「死」そのものを体現する神。母親は「ニュクス(夜)」兄は「ヒュノプス(眠り)」とされている。
人間は死期が近づくとヒュノプスによって眠らされ、
タナトスに連れられて死の世界に向かうとされている。
フロイトはこの死を意味するタナトスという言葉を取り出し
「快感希求的なリビドーに対する自己破壊への衝動、自己破壊に向かう死の本能」
という概念を作り出し、ここから「愛と憎しみ」「飢えと愛」など
本能二元論であるところのエロスとタナトス(生と死)を人間の両極的本能から導き出した。
1楽章は静かに始まり、調性感の希薄な部分と浮遊する
擬調性の部分とが交錯して進んでいきます。
描写音楽ではないので、どの部分がタナトスで、という様なことはありません。
2楽章はヒステリックな アレグロで始まります。
最後の部分でしっかりとした調性が現れますが、
練習番号Gの2小節前を演奏して(つまりfの和音に入らずに)終わっても構いません。
(天野正道)

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