木管7重奏楽譜 「ルーマニアのクリスマスの歌」第1集 作曲/バルトーク(黒川圭一編曲)(2006年9月10日発売) [BRN-ENMS-84108]

木管7重奏楽譜 「ルーマニアのクリスマスの歌」第1集 作曲/バルトーク(黒川圭一編曲)(2006年9月10日発売) [BRN-ENMS-84108]

販売価格: 3,300円(税別)

(税込: 3,630円)

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木管7重奏[Cl. in E♭, 1st Cl. in B♭, 2nd Cl. in B♭,Bass Cl. in B♭,
A. Sax. in E♭,T. Sax. in B♭, B. Sax. in E♭]
演奏時間:約5:00“ 
Gr.3+
 ハンガリーを代表する作曲家、ベーラ・バルトーク(1881‐1945)は、作曲のみならず東欧圏の民謡の採取・分析においても多大な功績を残しました。この「ルーマニアのクリスマスの歌」第1集は、バルトークが1912?14年にかけてルーマニアを中心に行った民俗音楽の採集の成果をもとに、1915年に「ルーマニア民族舞曲」や「ソナチネ」とともにピアノ独奏曲として作曲されたものです。
 この木管7重奏の編曲は、青梅市立第三中学校吹奏楽部の委嘱により、2005年11月に編曲したもので、同校木管7重奏(Eb Cl. 松藤万里子、Cl.1 丸山惠子、Cl. 2 松永奈央美、B.Cl. 遠藤友記、A.Sax. 鶴井彩加、T.Sax. 小澤優、B.Sax. 武井夕貴)よって同年のクリスマスの日に初演されました。
 この作品のもととなっているのは、コリンダ(Kolinda)と呼ばれる、クリスマス前後に行われる民間伝承で歌われる旋律で、この「ルーマニアのクリスマスの歌」第1集では、短い10曲がアタッカで並べられた形になっています。演奏にあたっては、これら各曲を、自然な流れのなかでバランス良く演奏できるよう十分に研究してください。
 なお、「コリンダ」の習慣や、この曲の歌詞内容などについては、『バルトーク ピアノ作品集』(パップ晶子編/音楽之友社)の解説に詳しいので、原曲の研究も併せて参照されることをお勧めします。 (黒川圭一)

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