サックス4重奏楽譜 September Celebration  柳田孝義作曲【2022年10月取扱開始】 [CAFUA-CEM-092]

サックス4重奏楽譜 September Celebration  柳田孝義作曲【2022年10月取扱開始】 [CAFUA-CEM-092]

販売価格: 4,000円(税別)

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演奏時間 約4分半

秋の気配を感じる、しっとり落ち着いたフレーズから始まり、中間部を過ぎると複数の声部のメロディーが絡み合いながらテンポよく展開していきます。
技巧を凝らすのではなく、アンサンブルのかけ合いや、サックス4重奏ならではの流麗な響きが美しい作品です。

【曲目解説】
 この作品は栃木県宇都宮市を中心に活動しているサクソフォーン・アンサンブル「ユネヴァレ・アンヌルス」の委嘱によって書かれました。題名の 「September Celebration」は、夏が終わり秋を迎える季節の変わり目に移ろいゆく空気感の情景を表現したもので、フレーズ、ダイナミックス、ハーモニー、ポリフォニーのそれぞれが微妙に変化を伴いながら展開して行きます。その意味でフレージングの始まり、終わりなどでは動きに十分注意しながら美しく丁寧に表現してください。特に緩急の変化や、ダイナミックスの幅も大きく変わる箇所もあり、アンサンブルとしての息の合せ方が上手に表現できることを望みます。
 サクソフォーン四重奏は管楽アンサンブルのなかでも特に純粋で典雅な響きが特長です。同種楽器によるアンサンブルとしてクラシック音楽の世界には弦楽四重奏があります。そこからハイドン、ベートーヴェンをはじめとする多くの作曲家によって素晴らしい作品が生まれました。時代は異なりますが、サクソフォーン四重奏にはこれからの管楽アンサンブルの世界をさらに豊かにする可能性を感じます。
「ユネヴァレ・アンヌルス」による音源を参考に、皆さんで新しい表現をめざしていただきたいと思います。(柳田孝義)

楽器編成
Soprano Saxophone in B♭
Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭
■柳田孝義(Takayoshi Yanagida) プロフィール
北海道札幌市生まれ。文教大学名誉教授。日本現代音楽協会、日本作曲家協議会、日本音楽著作権協会正会員。武蔵野音楽大学、同大学院、ミュンヘン国立音楽大学で作曲をクラウス・プリングスハイム、ハラルドゲンツマーに師事。21歳で第38回日本音楽コンクール作曲部門第1位。併せて作曲賞を受賞。1993年からオーケストラ・プロジェクトに加わり1997年1999年の2回、その成果により文化庁芸術祭優秀賞、2006年にはニューヨークで行われたF・ティケリ国際作曲コンテスト第3位。2005年アメリカオレゴン州ポートランドのNorth Pacific Music からオーケストラ作品集、他に東京ALMレコードからオーケストラを中心とした2枚の作品集が刊行されている。
近年は作曲に加え、「名曲で学ぶ対位法」「名曲で学ぶ和声法」「名曲で学ぶ楽式と分析」「吹奏楽の編曲入門」(以上いずれも音楽之友社刊)などの著作にも力を入れ幅広い音楽活動を展開している。



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