ホルン楽譜 彩ることへの習作 【Horn-無伴奏ソロ器楽曲】 作曲/野呂 望 【2021年1月取扱開始】 [CAFUA-CSP-011]

ホルン楽譜 彩ることへの習作 【Horn-無伴奏ソロ器楽曲】 作曲/野呂 望 【2021年1月取扱開始】 [CAFUA-CSP-011]

販売価格: 3,600円(税別)

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現代的なアプローチで書かれた無伴奏ホルンソロ作品です。
これは、音と彩り、音による彩りへの試行であり挑戦。
クラシカルなスタイルをひと時忘れて、より自由で大胆な表現を試みてみて下さい。

【楽曲解説】
2018年夏作曲、同年11月、昭和音楽大学弦管打楽器演奏家コース演奏会実習にて、宮継夢氏により初演されました。宮氏はカメラマンとしても活動しており、彼の撮る写真とホルンの演奏技術、この両方からインスピレーションを受け、本作を作曲いたしました。
ひとつひとつ、静かに、丁寧に、シャッターを切っていく。そうして映し出された世界には、少しの恥じらいと自尊心と、そして確かなエネルギーが、バランスよく同居していました。自分は新鮮な気持ちで同じように「それ」ができているか。改めて考えさせられた結果完成したものが、今回の作品となりました。

楽曲では、様々な方向性により発せられた「音」が、大きく5つに分けられたセクションの中で、少しずつそのキャラクターを変容させていきます。長い楽器の管を通る、囁くような息の流れから、まるで金管楽器とは思えないような、広い音域の中での素速いフレージングまで、ソロという演奏形態で、どこまで音による彩りの可能性を追求できるかに主眼が置かれています。難易度は高いですが、ぜひ幅広く大胆な音楽表現を目指していただければ嬉しいです。
冒頭から練習番号2までは、キーは使用せず、息によるニュアンスのみで3種類の高低を表現してください。
練習番号11では、テンポと拍子が取り払われます。また、それぞれの小節上に表記されている秒数はあくまでも目安です。(野呂 望)
野呂 望 プロフィール
神奈川県厚木市出身。県立厚木西高等学校卒業、昭和音楽大学作曲学科作曲コース卒業。同大大学院音楽研究科修士課程音楽芸術表現専攻(作曲)修了。作曲を秋田和久、都倉俊一、後藤洋、李建(イゴニョン)の各氏に師事。第4、5、6回音楽大学オーケストラフェスティバルにてファンファーレを作曲。SHOWAフレッシュアーティストコンサート2016に出演。テアトロジーリオショウワオーケストラ第13回、昭和ウインドシンフォニー第18回定期演奏会に出演。日本トロンボーン協会主催トロンボーン ピースオブザイヤー2017作曲賞入賞。21世紀の吹奏楽“響宴”第21回、第23回入選。


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