サックス4重奏楽譜 サキソフォン四重奏のための演奏会用パルティータ 作曲/田原 晴海 【2019年12月取扱開始】 [YMD- YMDE-0015]

サックス4重奏楽譜 サキソフォン四重奏のための演奏会用パルティータ 作曲/田原 晴海 【2019年12月取扱開始】 [YMD- YMDE-0015]

販売価格: 3,300円(税別)

(税込: 3,630円)

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私が曲を書く時には必ず色や映像が伴います。それは現実に無いものが殆どですが、自分自身の中では紛れも無い事実として存在し、常に私はその傍観者であるのです。しかし、それが訴えに変わり、問いを向けられた時に初めて目に見える形となって現れ、苦しみや喜び、その他在りとあらゆる全ての葛藤や幸せと共に、私は心と意思を込めます。


1、Prelude - 彩りが明けていく-
朝靄と陽の光が入り混じり、樹々や草々の柔らかなさざめきの中で見透かせぬ笑みを湛えた一匹の神獣が静かに佇む。
四つ脚を折って穏やかにこちらを見据え、その周りでは精霊らが試すように笑う。情景描写を強く意識し、より自分の中の色彩感を忠実に表現出来るよう何度も推敲を重ねた。

2、Branle - 揺れる、跳ぶ、巡る -
二人組でペアを替えつつ円になって踊る、という舞曲としての要素を楽曲全体に取り入れている。人=音に置き換え、協和・不協和その全てを肯定する形で構成している。

3、Menuet - 小さな痛みを伴って -
楽曲形式に則りつつ、その中で明暗の境を揺らぐ。この曲を書きたかったが為にこの組曲を書いたと言っても過言では無い。

4、Passepied - 通行する足 -
何かに急き立てられるかの様に一糸乱れず群れを成して行進する無機質な足。5拍子を基本とした変拍子やポリリズムが続くが、
常に何れかの楽器が全拍頭で8分音符(足音)を奏しており不穏な中でも前に前に進む。5曲の中で唯一縦の線で動く楽曲。

5、Finale - 始まり -
この組曲を構成する大枠となるDes調のV-Iが4楽章からattaccaにより引き継がれ、初めて完全な形で強烈に提示され始まる。
全楽章の部分的な要素を盛り込み、めまぐるしく様々なモチーフが見え隠れする華やかな終曲。

曲名(邦題)
サキソフォン四重奏のための演奏会用パルティータ
曲名(英題)
Concert Partita
作曲者
田原 晴海
浄書者
山田 悠人
演奏時間
10:00
作曲年
2016年
編成
サクソフォーン4重奏
(S.Sax. / A.Sax. / T.Sax. / Bar.Sax.)
難易度
5


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