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・内容:スコア・パート譜一式
・演奏時間:I : 約7分30秒、II : 約3分50秒、III : 約1分30秒、IV : 約5分20秒
・発売日:2026年8月5日
編成
Flute 1 (doub. Piccolo)
Flute 2 (doub. Bass Flute)
Flute 3 (doub. Alto Flute)
楽曲解説
《カルメン》は全く曲を聴いたことが無い人がいないくらい有名なオペラで、これまで数えきれないくらいこの《カルメン》を題材にした作品が書かれてきましたが、私はそんな数々の作品を聴いてそれぞれ1つの音楽作品として満足しつつ、いつも「オペラで実際に登場する順番で構成された作品を聴いてみたい」と薄ぼんやり思っていました。そんな中でこの曲を作る機会をいただき、「フルートトリオで演奏して効果の高そうな」、「数々の名曲をしっかり組み込み」、「ストーリーに沿った」作品を書くことにしました。
改めて全曲のスコアとにらめっこをしながらオペラを聴くと2時間半を超えるオペラもあっという間に感じ、不朽の名作であることを再認識するとともに、楽譜を書く時間の倍以上の時間を構想に費やしながら、フルートトリオという限られた編成でこの名曲を最大限に表現するという作曲家が身震いしそうな課題にどんどん没入して行き、書き上げるまでもあっという間に感じるとても楽しい時間だったことを覚えています。取り上げたい曲が沢山あったこともあり、オペラの4幕構成に合わせて4楽章形式としました。
最後に、「Carmen Caramelise」の”Caramelise”とは、糖類を加熱することで酸化させて香ばしい香りを生じさせるフランス料理などで良く使われる調理法のことですが、どうやら調べてみると”Carmen”と語源が同じとのこと。どうりで綴りも似ているわけです。何十人〜百人を超える演者と2管編成のオーケストラによるオペラ《カルメン》をフルートトリオで演奏するとどのような変化が起き、どのような香りが生じるのか? 色々な組み合わせのフルートトリオのアンサンブルをお楽しみ下さい。
この作品は “アンサンブル響” (東條茂子、渡辺庸子、大木淳子)による委嘱作品で、2024年に初演されました。
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